公共交通輸送機関として重要な社会インフラである空港での日常業務で多用する無線システムは円滑な業務運営に必須です。 災害や事故・事件発生等の緊急時は、空港関連事業者は社内外関連組織との迅速な情報共有、旅客の着実な避難誘導等が強く求められます。
NARは、空港内BCP強化として、TETRAとIP無線等他の通信方式・デバイスを跨いだグループ通信が可能となるマルチデバイス無線通信サービスを開始しています。 これによりTETRAメインの管制官や航空機周辺の作業スタッフとIP無線メインの旅客フロント系スタッフとの横断的なグループ通信が可能となります。
更に、音声通信の自動テキスト化、空港内作業車両の位置情報管理等、お客様からのご要望にNTTグループ連携のもと具現化を進めています。
世界中の空港を始めとした社会重要インフラにて利用されているTETRA無線システムでは、継続的にサービスを高度化開発を継続している
①基地局を介した専用無線通信 ②携帯電話網を活用した広域無線通信 ③携帯電話網を活用した広域広帯域・マルチデバイス間無線通信 ④無線機間(無線機同士)での直接通信