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那覇空港、成田国際空港におけるＴＥＴＲＡ電波環境改善について

２０１８年１２月２７日
日本空港無線サービス株式会社

　日本空港無線サービス株式会社（以下ＮＡＲ）は、成田国際空港、那覇空港で提供しているＴＥＴＲＡ無線サービスの電波環境改善を目的とした設備増設工事を実施し、電波の微弱エリアを解消することによって、サービスのさらなる利便性の向上を図りました。

　ＮＡＲは、これまでも空港施設の増改築等によって電波の伝搬状況に変化が生じた場合や、お客様の利用形態や移動範囲等に応じて、電波環境の改善をきめ細やかに行ってまいりました。今般、成田国際空港ターミナル内の主に地下フロア等において、アンテナ設備の増設工事を実施し、１１月３０日に工事完了いたしました。これにより外部からの電波が届きにくかった地下フロアの居室においても、電波環境の改善により通話品質が向上しております。
　一方、那覇空港については、現在、国際・国内両ターミナルをつなぐ際内連結ターミナルの建設が行われています。この影響で国際ターミナルの一部居室等において電波状況に変化があったことから、アンテナ設備の増設・移設の工事を実施いたしました。工事は１２月１７日に完了し、これまでより快適な電波環境を提供することができました。
　これらにより、ＴＥＴＲＡ無線サービスを利用されているお客様の円滑な業務運用に加え、災害時等における旅客者への案内等、空港のさらなる安心・安全向上にも寄与できるものと存じます。

　今後も、空港専門の電気通信事業者として、成田国際空港、那覇空港、そして来年７月にＴＥＴＲＡサービスを開始する中部国際空港においても、空港設備変更やお客様利用環境の変更等による電波状況の変化をいち早く捉え、電波環境の改善を迅速に実施し、空港業務におけるサービスの利便性を高めてまいります。