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広島ヘリポートにおける固定波無線電話サービスのデジタル化について
~ TETRA無線端末の活用によりサービスの拡張に対応 ~

2019年3月14日
日本空港無線サービス株式会社


 日本空港無線サービス株式会社(本社:千葉県成田市、代表取締役社長:高橋禎一、以下NAR)は、今般、固定波無線電話サービスをデジタル方式による無線システムに更改いたしました。
 これまでNARは、空港MCA無線サービスやA/G無線サービスの他に、端末同士の直接通信を行うアナログ方式の固定波無線電話サービスを提供してまいりました。一方、総務省の告示により、アナログ方式の使用終了期限が2022年と規定されたことから、アナログ方式の無線端末については、デジタル方式への移行が必要とされています。

 NARは、広島ヘリポートおいて主に管制業務や消防で利用されている無線端末を、デジタル方式へ移行し、これまでの無線方式と同等以上の品質とヘリポート全体のカバーエリアを確認できたことから、先般、実業務での利用を開始いたしました。
 今回導入したデジタル方式の無線方式は、TETRAサービスの端末として成田国際空港や那覇空港で利用されている無線端末を、端末同士の直接通信モードで提供するもので、端末の堅牢性や操作性は高い評価を得ています。また空港専用に割り当てられた周波数を利用するため、公衆網の輻輳や障害の影響や他の無線システムとの混信が無く、災害時等での継続利用が可能です。さらに将来、施設の拡張や端末数の増加に伴ってTETRAの基地局が設置された場合は、それら基地局を経由するTETRAサービス(空港MCA無線サービス)の端末としても利用できるなど、拡張性にも優れています。

 今後は、全国の中小規模の空港や、現在アナログ方式の無線端末を利用している企業等に同サービスを提供し、将来的に就航数増大や空港の拡張が見込まれる場合はTETRA基地局の設置を行い、サービスの拡大を図ってまいります。NARは引き続き信頼性の高い無線サービスを通じて、空港の円滑な業務運営と安心・安全を支えてまいります。


本件問い合わせ先
日本空港無線サービス株式会社
業務部 吉富悟志
0476-32-8881

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