報道発表資料
空港MCA無線サービス スマートフォン接続オプションの提供開始について
~テレワークでも空港MCA無線との通話やモニタが可能に~
2020年10月28日
日本空港無線サービス株式会社
日本空港無線サービス株式会社(本社:千葉県成田市、代表取締役社長:高橋禎一、以下NAR)は、場所を問わずスマートフォンを用いて空港MCA無線との通話を可能とするオプションサービスの提供を開始しました。テレワークなど空港外で勤務する場合でも、空港内における作業状況のモニタや担当者への指示連絡が可能となります。
空港MCA無線サービスは、主要空港とその周辺で提供される高信頼な通信基盤で、空港管理やグランドハンドリング、地上管制など様々な空港業務を支えています。一方で、新型コロナウィルスの感染拡大を契機にテレワークを導入する企業等が増え、例えば在宅勤務中の管理者による空港内の状況把握や緊急時の指示連絡などを可能とする通信環境が求められていました。
NARはこれまで成田・那覇・中部の各空港のMCA無線を順次TETRAシステムに更改してきました。今般TETRAが持つ相互接続機能を活用し、携帯キャリアのスマートフォンで空港MCA無線との通話を可能にするネットワーク設備を構築しました。利用者は、モトローラ・ソリューションズ社が提供する“WAVE”アプリケーションをスマートフォンやタブレットにインストールし、付与されたアカウントにログインすることにより、設定された通話グループのモニタや通話を行うことが可能となります。
NARは引き続きTETRAの様々な機能を活用して利用者の利便性を高めるとともに、航空業界のニューノーマル時代における働き方への対応も行っていまいります。
※当オプションサービスの提供はNARの空港MCA無線サービスをご契約頂いているお客様が対象となります。
提供条件等は利用環境やご要望に応じてご提案申し上げますので下記にお問い合わせください。
※”WAVE“はモトローラ・ソリューションズ社の製品名です。
本件問い合わせ先
日本空港無線サービス株式会社
業務部 片山文雄
電話 0476-32-8881
※本オプションの詳細についてはTETRA(空港MCAサービス)のサービス概要をご覧ください。