報道発表資料
International Critical Communications Awardsのファイナリストにノミネート
～国内4空港へのTETRA導入展開に国際的評価～
２０２２年６月２２日
日本空港無線サービス株式会社
日本空港無線サービス株式会社（本社：千葉県成田市、代表取締役社長：高橋禎一、以下ＮＡＲ）は、International Critical Communications Awards 2022（以下ICCA）において、Best Use of Critical Communications in Transport部門のファイナリストにノミネートされました。
ICCAは、公共安全機関や交通機関等における通信システムの導入や開発で著しい功績のあった企業・団体に贈られる世界で最も権威のある賞で、重要通信の標準化・普及を行うThe Critical Communications Association（TCCA）が主催しています。NARは今年度、全15部門のうちBest Use of Critical Communications in Transportの部門でファイナリストにノミネートされました。
同部門は、特に交通機関における優れたユースケースが対象で、英国の空港やスリランカの鉄道などのケースを含む５団体がファイナリストとしてノミネートされています。そのうち、日本国内主要4空港へのTETRAの導入展開を遂行したNARの取り組みも高く評価され、ファイナリストのノミネートを果たしました。
NARは空港専門の電気通信事業者として、40年以上にわたり信頼性の高い空港無線サービスを提供してきました。2016年以降は、成田国際空港・那覇空港・中部国際空港・関西国際空港における空港MCA無線システムを国際標準のTETRAに順次更改し、通話品質や信頼性を大きく向上させるとともに、災害時に有効となる空港間ネットワークを構築しました。また、空港スタッフの意見を反映させた携帯型無線端末ST-7000をモトローラ・ソリューションズ社と共同で開発し、各空港に展開しました。そのコンパクトなデザインや性能等は利用者より高い評価を得ています。
NARは引き続き、円滑な空港業務と災害時等における重要な情報共有基盤の提供者として、安定したサービス運用に加え、新たな無線技術の導入も含めた付加価値の向上を図るなど、将来に向けた取り組みも進めてまいります。
ICCA：https://www.critical-communications-world.com/iccas
https://www.critical-communications-world.com/awards-shortlist-2022
