新着情報
NEWS

報道発表資料

トキエアの運航管理にA/G無線リモート接続サービスを提供
~新潟空港を拠点とする地域エアラインの就航を支援、地域の活性化に寄与~


2022年11月1日
日本空港無線サービス株式会社


  日本空港無線サービス株式会社(代表取締役社長 高橋 禎一 、以下「NAR」) は、新潟空港を拠点とした就航を計画するトキエア株式会社(代表取締役 長谷川 政樹、以下「トキエア」)に対し、集中拠点での運航管理を実現するA/G無線リモートサービスを提供します。

 1. 背景・目的
 トキエア*1は新潟空港を拠点とする初のエアラインとして2022年度中に就航予定で、北海道、仙台、愛知、関西等の方面への就航を計画しており、佐渡金山の世界遺産登録の時宜を得た東京方面から佐渡空港への初めての定期便就航もめざしています。
 一方NAR*2は、エアライン等の運航管理に必要となるA/G(Air to Ground)無線電話サービス*3を、国内8空港において国内外の航空会社約100社に提供しています。近年はA/G無線基地局を結ぶネットワークシステムを構築し、複数空港の無線設備を集中拠点から操作可能とするA/G無線リモート接続サービスの提供を拡大しています。

 2. 提供サービス概要
 A/G無線リモート接続サービスは、集中拠点における複数空港の運航管理業務を可能とし、特に拠点の限られた地域エアライン等の運営や運航管理拠点の集約に極めて有効です。今般NARは、新潟空港とトキエアの就航先空港の無線基地局と自営局を同サービスのネットワークに収容し、新潟空港ビル内のトキエア運航管理拠点における、就航先空港の航空機との通話を可能としました。NARはこれをサービスとしてトキエアに提供いたします。

 3. 今後の予定
 NARは引き続き、トキエアが計画している就航先空港の拡大に伴ったシステムの拡張を行っていきます。さらに当サービスを、新たに設立される地域エアラインが共用可能なプラットフォームとして位置づけ、トキエア・NAR両社が連携してその活用範囲を広げていくことで、航空事業の発展、そして空港を起点とした地域活性化および地方創生の実現に寄与してまいります。

 

本件に関するお客さまおよび報道機関からの問い合わせ先
日本空港無線サービス株式会社
業務部企画担当 大竹
Mail:hiroyuki.ootake.mz@airportradio.co.jp


 *1 トキエアについて
会社名:トキエア株式会社
代表者:代表取締役社長 長谷川 政樹
設立 :2020年7月
所在地:本社:新潟市中央区万代島5-1万代島ビル
東京事務所:東京都千代田区霞が関3-2-6東京倶楽部ビルディング
主な事業内容:定期航空運送事業、不定期航空運送事業及び航空機使用事業

 *2 NARについて
会社名:日本空港無線サービス株式会社
代表者:代表取締役社長 高橋 禎一
所在地:千葉県成田市駒井野2112 NTT成田国際空港ビル
設立 :1977年8月
株主構成:東日本電信電話株式会社(100%)
主な事業内容:電気通信事業(TETRA、A/G無線電話サービス他)、電気通信システム・機器等の設計、施工・運用・保守・販売・賃貸、関連するコンサルティング等

 *3 A/G無線電話サービスについて
VHF帯を使用した地対空の無線サービスで所謂カンパニーラジオと呼ばれる。パイロット(航空機局)と航空会社の運航管理部門等(航空局)との連絡に用いられており、NARは新千歳・成田・羽田・中部・関西・福岡・那覇・下地島の国内8空港において無線基地局を設置し運用を行っている。
A/G無線リモート接続サービスは、上記の無線基地局を専用回線で接続したネットワークシステムで構成され、PCを通信端末とした複数空港の通話モニタや通話する空港の切替選択などの機能を提供する。基地局未設置の空港では航空会社が運用する自営局の設置と収容も行う。特に集約拠点における複数空港の運行管理業務に有効である。

  • TokiAir_ATR72-600
    トキエア ATR72-600型機
  • KIJ_Airport
    新潟空港

印刷用PDF

新着情報
NEWS

メールでのお問い合わせ

日本空港無線サービス株式会社
無線機・サービスに関するお問合せ
0476-32-8883
料金に関するお問い合わせ
0120-32-9688

ページトップへ